毎日歌壇 2020/01/20

彫り深き青年の目が追っている振り仮名入りの暮らしの日本語

 

毎日新聞・毎日歌壇 2020/01/20

伊藤一彦氏選

 

先ほどアップした短歌と同日に載せて頂きました。紙面に二首採用されるミラクルは短歌を始めた2017年の夏以来二回目、お祝いに家族がTEA18のタピオカほうじ茶ミルクティーを買ってきてくれました。今年も自分のペースで歌壇への投稿、続けていきたいです。

 

毎日歌壇 2020/01/20

思い出があるから生きていけること 飴茶いろの夜明けに抱かれる

 

毎日新聞・毎日歌壇 2020/01/20

加藤治郎氏選

 

詩の香りが強めですが、私自身思い入れのある歌で、掲載して頂きうれしかったです。

上の句は長年、ずっと私の内にあるフレーズでした。それが偶然、実は5.7.5調なことに気づき、ならば歌にしてみようかと。特に気持ちの入った詩歌が活字になることのうれしさは、ある種の成仏にも似ているような、言葉で言い表せないものがあります。

詩で言葉を膨らませていくには、重くなり過ぎてしまいそうな時は短歌に。短歌にするには、語句を入れ過ぎてしまいそうな時は詩に。たまに、どちらでいくか迷ったとき、そうすることでうまく気持ちを乗せれることがあります。きっと今回のは定型詩にしてよかったパターン。限りなく自己満足ですが、それもまた詩歌づくりの醍醐味です。

 

明けましておめでとうございます。

おみくじを引いて甘酒吉の濃度

 

明けましておめでとうございます。2020年、どうぞ健やかな良い一年でありますように。

 

私自身も、新年を迎えまた気持ち新たに、今年も詩、短歌とのびのびとした気持ちで向き合っていけたらと思います。

 

実は昨年、毎日歌壇は春夏の5、6ヶ月ほど一時投稿を休んでいました。9月上旬の文学フリマ大阪が終わった頃から、また自然と歌のリズムがスムーズに身体に入ってくるようになり、思い切ってあのとき一休みして良かったと思いました。何事もそうですけど、やはり時に呼吸を整えるための充電は大事ですね。

 

今年の活動ですが、先ずは2/23(日)開催の第2回文学フリマ広島への準備に取り掛かかります。今回、頒布作品は昨年初めて編んだ手作り詩集『秘境』、短歌集『波音はライム色』に加え、新たに小さな個人誌を出す予定です。個人誌の詳細はまた後日、どんな冊子が出来上がるか、特に自由律俳句がお好きな皆様、お楽しみにして頂けたら嬉しいです。

 

それとお伝えするのが遅くなりましたが、ようやく(?) 昨年秋から屋号の〈ひびこれ〉でツイッターを開始しました。主に短歌や自由律、たまに川柳を呟いている創作アカウントです。ブログと同じ内容を発信してもつまらないかと思い、色々な短い定型をその日の気分でチャレンジしながら呟いています。こちらにも時々ふらっと遊びに来て頂けたら嬉しいです(アカウント @hibicore5 )。

それでは皆さま、今年もゆるりとどうぞ宜しくお願いいたします…!