毎日歌壇 2017/12/12

また新書ミニマリストの本を買う資本主義下の申し子たちよ

 

毎日新聞・毎日歌壇 2017/12/12

加藤治郎氏選

 

今回初めて二週続きで掲載して頂きました。ありがとうございます。

 

短歌を始めた頃に比べ、ふと何かしらを三十一音に嵌めていくことが少し身近な作業になりつつな今日この頃。短歌は日常の一部、とはっきり言えるくらいになったら人生素敵である。日常の一部に短歌がある、というのは実はかなり心豊かで、身体は寒さで震えてても、誰も見えない丹田のその奥までは冷え切らない、そんな状態に似ているのでは…?と思ってみたりする。理想郷とかではなく、今日居る地に足付け見るからこそ豊穣していく個の心、果ては人生と言うか、そんな力が短歌にはあるように思う。あくまで短歌を始めてまだ月日の浅い、私個人のいまの備忘録的見解としてφ(..)メモメモ