とある方

ある日、とある方(以下aさんとします)が偶然私のブログを見つけて下さいました。

 

それが機となり、私もaさんのブログにお邪魔させて頂くと、aさんも詩を書かれている方でした。このとき初めてaさんという詩人のお名前を知ったのですが、aさんがアップされていた作品を幾つか拝見しながら「あぁ、ブログを始めると、ふっとこういう素敵な出会いもあるのだなぁー」と嬉しく思った自分が居ました。読者であるとき私は自分の作風、手触りとはやや異なる詩に惹かれる傾向が強いので(勿論、作中のどこかで共鳴できる詩ですが)、aさんの作品は尚更だったのかも知れません。

 

が、そのaさんがある日、それまで更新していたご自身のブログを突然閉鎖されていたのを知りました。閉鎖の数日前にaさんがアップされた作品も、ただならぬaさんという詩人の魂に、こちらの心までじりじりと焼かれるような、そんな力作だったのですが…。ブログを消去する、という行為は大変なエネルギーがいると思います。aさんの場合、ブログは公開日記とは非なる、一徹した創作発表の場であったので尚更だったのではないでしょうか。aさんのブログのトップページから伝わる、ご本人の詩への夥しいほどの覚悟、熱をストレートに受けるたび、私のような者が簡単に「aさんの詩が好きです」等と言ってはならぬ気がしていたのも事実で…aさんの所在が跡形もなく消えてしまった今、ネット上とは言え私にとってaさんの作品は立派な出会いだったのだと思います。

 

勿論、自身のブログ閉鎖を事前に予告する人はどこにも居ないと思いますが、余りに突然だったaさんの所在消去、ネット上で何か遭われてしまったのかな…等、その時は勝手に余計なことを考えたり(すみません、そうでないことを祈りますが…)。恐らくご本人がこの記事をご覧になることはないだろうと思いますが、またいつかどこかで、aさんがふとブログを再開される日を陰ながら待っています:-)