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毎日新聞・毎日歌壇 2017/06/13
加藤治郎氏選
掲載して頂きました、ありがとうございます。
今週のお題「ブログ川柳」
川柳ですか
17音ですよね、うーむ…(汗)
「お立寄り偶然であれありがとう」
いつも何経由でお越し頂けているかは分からないのですが
お一人お一人、どんな偶然であれありがとうと言わせて下さい。・゚・(ノ∀`)・゚・。
#この歌を聴くと花見行けずともサーモグラフィー桜ふるふる
#出掛け前ハンドクリームすり込めどカサつく指でおつり受け取る
#綿毛布取り出し春の陽にはたく わずらわしくもリズミカルに
#グルテンを抜いてもなれぬジョコビッチそれでも売れるメソッド本かな
#青いろと赤の点々散りばめて初めて澄んだむらさきを知る
#春野菜さっと蒸したら岩塩とオリーブオイル朧月添えて
#ヨーヨーを持って行くよりYO!YO!とラップでじゃれて友だちになる
#夕暮れに見ても何だか良い気分 も一人ダメかい?キャンピングカー
#学生のときに使っていた木ベラいまも現役アメ色の友
#春キャベツざくっ、ざくっと刻む朝 みようみまねのままごとのように
#もちもちの食感出すためモチ粉入れ売り出すパンの多いことかな
注)もちもち系食感が好きながら、幼少よりモチ米が体質に合わず食べれない作者のぼやきです。先日美味しそうな米粉マフィンを見かけたのですが、表示を見ると此処にもモチ粉が潜んでおり断念(泣)モチ粉なしのもちもち系食感がもっと世に普及されんことを…!
#ブラウスを箪笥にしまい春待たず逝ったあなたの載せた虫除け
#字幕付きチェブラーシカを繰り返し観て覚えたのはウラー(万歳)ひとこと
#試験中短歌浮かんでどうしよう問題用紙ビリビリ短冊
いきなりですが、先月から短歌を始めました。練習の書写しとして、今回アップしたのはその第一弾です…。
きっかけは今年初めて応募した詩歌トライアスロンでした。それまで学校の国語の授業でも短歌を書いた記憶がないので(俳句と標語は覚えがあるのですが…)、応募時に書いた3首が恐らく人生初の作品でした。よし、応募に向けて書こう!と練っている時は31音にはめる難しさをただただ痛感するばかりでしたが、でも詩作とはまた違った楽しさがありそうだなぁーとも、初めて気付いたんですよね。
目下いまの練習課題としては、トライアスロンに送った短歌は1首しか定型に収められなかったので(あとの2首は結構な字余り&字足らずになってしまいました…)、先ずは基本である31音にはめることを念頭に指を折り折り練習中。鍛錬していれば段々私も短歌らしい短歌が書けるようになるでしょうか…⁉いつか旧仮名遣いも色々使えれたら、なんて淡い夢を持ちつつ…短歌練習、しばらく続けてみたいと思います。
因みにトライアスロンと言えば短歌、詩ともう1種目、俳句ですが。私にとって俳句の17音は短歌よりもっと究極です、究極過ぎて手も足も出ません〜(汗)
追記)結果トライアスロンは推薦作品に選んでいただけたそうです。ありがとうございます。
この度「詩と思想」4月号にて、今年の現代詩の新鋭の一人としてエッセイ「へこたれない生命力」と詩作品「春雨」を掲載して頂きました。ありがとうございます。
そして解説は2012年度の読者投稿欄にて1年間ご指導頂きました、山本聖子先生にご執筆頂きました。本当に、光栄です。快くお引き受け頂きまして心より感謝申し上げます。
「春雨」は折角の特集に載せて頂ける作品なので、自由に自分らしさが出せれば…と思い書いた早春の詩です。特集では同じく本年度の新鋭の皆さん全員の作品が掲載されています。どの方もそれぞれ魅力的な切り口で描かれた作品揃いで、エッセイでの詩への思い含め、じっくり楽しく読ませて頂きました。…と、最後は一読者目線でからもこっそりお薦めさせて頂き。「詩と思想」4月号、どこかでお読み頂けたら嬉しいです…!
中之島 潤